ビブラートがかけられない

映画が好きです

女性の自由意志とセクシーについて

自由で自分らしい服装とはなんだろうか。

人によっては好きな映画のTシャツを着ることかもしれないし、ゴスな衣装に身を包むことやkawaiiを体現すること、セクシーな服を着ること、ビシッとスーツでキメること、自作のケモノ着ぐるみに身を包むことかもかもしれない。

 

けれどもメディアに出てくる『女性が自分らしい服装をする』はやたらとセクシーな場合が多いと思います。一時期のVOGUでビリー・アイリッシュ達がやたらとセクシーな服を身にまとい、これが自分のしたい格好なのだと言っているのを見かけました。自分がファッションに疎いのもありますが、『女性が自分らしい服装をする』でゴスがでてくることってあまりないと思います。もちろん映画Tシャツで出てくるのも見たことがないです。それもまた多様性の中の一つであるはずなのに。

 

いろんな女性がいる中で、セクシーなものを好む人もいるというのは当たり前のことだと思いますが、女性が望むことといえばセクシーな装いとなっているのはなんだか不気味です。セクシーなものは批判されやすいからわざわざ取り上げる必要があるのだ、という話も聞いたことがありますが、最近好きな映画Tシャツを着てSNSに写真を挙げた女性に対するひどい揶揄がありましたし、結局のところ女性は何を着ても同性からも異性からも攻撃されます。肌を出せばけしからん、肌を出さなければ女なのにもったいないといわれるものです。エンパワメントはどんな装いを好む人にも必要です。

また、女性の解放、自由というならどんどんセクシーな装いをしないと!のようなことをフェミニズムに親和的な人も言うことがあるので微妙に思ってしまいます。

家庭から、女の子らしく肌を見せていかないと!と圧力をかけられてきた人にとっては上記は自由とはかけ離れたものになるでしょうし。

 

とにかく、世の中にはいろんな女性がいて色んなものを好んで、色んな自分らしさがあるはずなのに、自由という名目で新たな型にはめようという風潮があるように思えて気持ちの悪い日々を過ごしています。

 

 

有名だけどほとんど見たことない映画シリーズ

有名タイトルでもほとんど見たことがないシリーズものがたくさんあります。

先が長いと見るのも億劫になってしまうのですが、書き出しておけば気の向いたときにマラソンができるなとふと思ったので、書き出してみようと思います。

 

①007 シリーズ

全24作

最初から最後までちゃんと見たのは『ロシアより愛をこめて』くらいであとはwowowでやっていたのをちょろっと見たくらい。

量は多いけど監督や主演俳優もさまざまで見比べるのが面白そう。現状全部アマプラにあるのは嬉しいが、さすがに全部見るのは『ノータイム・トゥ・ダイ』には間に合わなそう。

 

ロードオブザリング シリーズ

全6本

1作目は見た。でも長い映画が苦手なのでその後見ていない。来年にドラマが控えているのでこれを機会に見てみるのもいいのかもしれません。後、スカイリムが大好きなので、ファンタジーの大本になっているロードオブザリングを見るのは楽しいかもしれない。絶対に原作も読みたくなるだろうし、長く楽しめそうな予感です。

 

猿の惑星 シリーズ

全9本

さいころ1作目か2作目をテレビでやっているのをみかけて、不親切なやつが多くて怖かった記憶があります。リメイク版猿の惑星:創世記』はDVDが出た際に見てすごくおもしろかった覚えがあります。ストーリーもよかったですし、エンディングはコロナ禍を体験した後ではより恐ろしく感じられそうだと思います。

リメイク版の続きも気になりますし、リメイク元は特殊メイク等見ごたえありそうですし、見ておきたいです。

 

呪怨 シリーズ

海外でのリメイクやビデオ版・ドラマ版含めて全12本

思ったよりいっぱいあった。

ずっとホラーが苦手だったので映画版は全て見ておらず、ホラーをちょくちょく見るようになってからビデオ版とドラマ版を見ました。

ただ、白石晃士監督が好きなので貞子vs加耶子は見ました。

白い老女なんかはいい評判も聞くので見てみたい。

今ではホラーは好きですが怖いものはやっぱり怖いので体調の良い明るい時間帯に見たいです。怖いので。

 

多分まだまだ色々ほとんど見たことない映画シリーズがあると思いますが、まずはこれらから見ていきたいです。

シャン・チーとMCUの毒親たちとシンエヴァンゲリオン

シャン・チーを見ました。

 

主役のシム・リウやオークワフィナが魅力で楽しく、アクションは特に序盤に本格的なアクションシーンが詰まっており、とても見ごたえのある映画でした。

メインヴィランはテンリングスのリーダーウェンウー。トニー・レオンが格好良く、これまた魅力的なのですが、また父親が子供に迷惑をかける話かよ!と思ってしまいました。

 

MCU毒親というとまずはサノスが大きいところでしょうか。ガモーラとネビュラにしたことは誰がどう見ても虐待ですが、本編でせていはガモーラを殺したことと指パッチンをしたことに比べると虐待の件はぼんやり流されているように思います。それどころか被虐待児のネビュラからは死に際にだいぶ甘い対応をされています。特にエンドゲームではサノスの虐待の件はノーカンになっているような話運びになっていると思います。ネビュラがサノスを殺してよかったと思うのですけどね。

 

クイルの父親エゴもひどい父親でした。ただし、エゴに対してはその行いに対してしっかりとクイルがキレてエゴが望む道を進まず、クイル自身がエゴを殺したのでサノスと違いしっかり成敗された感じがあります。ただ、エゴは最後まで間違いを認めませんでしたが。

 

MUCで一番ひどいなと思うのはソーとロキの父親オーディンです。ロキの出生を隠していたこと、懸け橋にしたいといいながらフロストジャイアントは邪悪だという話を否定してこなかったこと、どう考えてもソーとの扱いに差があることなど、ロキに対してもひどいですし、ソーとロキの姉のヘラに対しても、軍国主義時代にさんざん利用したにもかかわらず、平和路線を進むころには厄介になったので幽閉したのは普通にひどい。しかも、その扱いによって暴走した2人を止める羽目になるのは主にソーなので、子供全員に迷惑をかけています。てっきりロキのドラマでオーディンひどい問題に踏み込むのかと思ったらそうでもなかったので残念でした。結局老衰のような死に方で自分の行いを顧みることもなく死んだのでサノスと同じくすっきりしない感じがあります。ロキかヘラに殺されればよかったのに。

 

そう思うとシャン・チーとシャーリンの父ウェンウーは二人に迷惑をかけまくったものの最後には自分で自分が間違ったことに気づき死んでいったのでMCUもクソ父親描写が一つアップデートしたかなと思いました。そして、ウェンウーが死んでいくときに思い出したのがシンエヴァンゲリオンでの碇ゲンドウです。碇ゲンドウも死んだ妻が忘れられず息子に大迷惑をかける父親なわけですが、シンエヴァンゲリオンでは、シンジへひどいことをしてしまったと気づき、心からシンジに謝り、シンジと向き合った結果、シンジの中の妻に会うことができたわけです。ウェンウーの顛末とも似ていますし、何ならそれよりもうまくダメな父親描写とそれでもそこにある希望を書いていたと思います。しかも公開はシンエヴァンゲリオンのほうが早い。天下のMCUよりエヴァが一歩先を行くこともあるんだなとふと感心してしまいました。

ジェンダー方面で批判されることもある庵野監督も時代とともにアップデートしている部分(映像技術以外で)もあることが改めて分かり今後の作品が楽しみです。

 

MCUは個々の作品での頑張りはわかるのですが、アベンジャーズでの養子や女性についての発言など無神経だと思う部分も結構あるので今後も頑張ってほしいとともに、賞賛一辺倒になりがちなシリーズでもあるので無神経なところはちゃんと批判すべきだなとも思います。

それともちろんシャンチーは面白かったので、アジア系主演、アジア舞台な作品が増えてくれるといいなと思います。

 

 

ソニック・ザ・ムービー【CG直して本当に良かった】

2020年7月16日鑑賞

地球でひっそりと暮らしていたソニックが人間に見つかりさあ大変

子供も楽しめる楽しい映画でありつつも、映画ネタのセリフがあったり、ロボトニックとエージェントストーンの関係性が現代的であったりと子供向けだけでない魅力も詰まっていて面白い映画でした。

最初に出たCMでほっそりとして怖かったソニックはしっかり可愛らしくなっていました。しかも話の起点がひとりぼっちで不憫かわいいソニックを観客も助けたくなるところにあるため、あの青い悪魔のまま上映していたらここまで面白くはなかったと思います… 直してくれて本当に良かった。
とはいえCGを直す前の映像もDVDの特典などで見てみたい。映画版cats的な面白さがありそうです。

ソニックについてはクイックシルバー的なアクションシーンが最高でした。音楽も含めもろにクイックシルバーなのですが、しっかり時間をとって、しかも2回もあれが見れるのは結構贅沢な気がします。あのシーンだけでも見た甲斐がありますね。2人がさらに仲良くなる部分でもあるのも良いです。

敵のドクター・ロボトニックもまた魅力的です。怒ったり、はしゃいだり、踊ったり、長い手足で動き回るのは魅力的です。衣装もかっこいいですね。
助手的なエージェントストーンとのやりとりから感じられる2人の関係性も面白いです。2作目があるなら2人の再会シーンを是非やって欲しいです!
悪役の男が若い男を連れているのはバーズオブプレイ等、最近見られるようになりましたが、面白いんでもっと増えて欲しいものです。

透明人間【思っていたより大分怖いぞ】

2020年7月13日鑑賞


モラハラDV彼氏が死んだと思ったら透明人間になって今も主人公を狙っているっぽい。

モラハラやDVだけでも恐ろしいのに自分にも、信じて欲しい親しい人にも見えない。非常に厄介で恐ろしい透明人間でした。


主人公が陥れられる状況は現実で同じような被害を受けている人もいるであろう状況もあり、妙にリアルで怖い。また、黒沢清的な何か怖いものが写っている訳では無いのに気味が悪いシーンも上手く使われており、わざわざそこを長く映すということはアイツがいるのかもしれないという不気味さが引き立っていた。鑑賞後も部屋の誰もいない部分が気味悪く感じる、後に残るものがある、ホラーとしてとても満足出来る映画でした。


最近話題のNetflix 呪怨 呪いの家と比べてみると、呪怨でガッカリだったことが透明人間では上手くやっていて感心しました。呪怨でも男性から女性への加害が描かれていましたが、ラストも含め妊婦への暴力や若い女性への性暴力は呪いに関係なく多くあるし、単に呪いじゃなくて男性からの暴力が怖いとしか思えなかったです。

透明人間では相手が透明であるが故によりいっそう被害を回避できない、悲惨なことになる、ということがしっかり書かれており、単に男性がというだけでなく透明人間が怖いというのがホラーとしてよくできていると思います。また、妊娠ということについては、透明人間では男が女を支配することが出来るもの、女が男から逃げられなくなるものとして描いており、男性からの暴力と共に扱う場合、呪怨よりも遥かに適切な描き方だと思いました。


ひとつ残念だと思った点をあげるとしたら、終盤主人公が透明人間をおびき出す日が豪雨なのでてっきり雨を利用して相手の場所を暴き反撃すると思っていたのですがそんなことは無かったです。まあ、ペンキのシーンもあるし、ラストが最高なので良いのですが…


最後に、彼氏役の役者さんがDVについてよく理解してラストのシーンを演じたそうで、言われてみればラストでのヤツの言動は素晴らしかったですし納得です。ミッドサマーのクリスチャン役の方もそうですが有害な男らしさに役者が自覚的であると作品のクオリティがより一層上がると思います。

日本の映画もぜひそうなって欲しいです。



HiGH&LOW THE WORST 【すごく面白いけど山王連合感がすごい】

HiGH&LOW THE WORST

2019年10月7日鑑賞

 

HiGH&LOWシリーズはドラマseason1~2,映画1,2,3,red rain,DTCを見ています。

クローズは見たことないです。

 

今回は鬼邪高校vs鳳仙高校でして、予告からしてアクションが多そうな感じがしていましたが、ここまでやってくれるとは思いませんでした。

村山vs轟のタイマン、鬼邪高校vs鳳仙高校の集団戦、絶望団地城攻めなどシチュエーションもなかなか豊富。撮り方も一体どうやってとったんだというワンカットのシーンがあったり大変見ごたえがありました。

特に最後の絶望団地戦は最初はただの殴り合いだったはずなのに、だんだんと城攻めに変わっていくという、なかなかに訳の分からない戦いで大変楽しかったです。ちょっと馬鹿馬鹿しいのではと思ってしまうシチュエーションにも金をかけて豪華に作る。それでもってちゃんと見どころにするHiGH&LOW。とっても素晴らしいと思います。

 

絶望団地。

見た目の禍々しさも良いですし、その団地のつながりを中心に広がるストーリーは、毎度よくわからないストーリーのHiGH&LOWシーリーズの中では間違いなく一番ちゃんとしています。

とはいえ既視感もすごいです。

だって同郷の仲間が道を外れたりしたのを助ける話って山王連合会でやったじゃない。

地元仲間のチームで地元だからこその仲間意識からのしんみりした話っていうのが山王連合会の持ち味だと思ていたので、正直それを鬼邪高校でやられてもなあとも思います。

鬼邪高校ならではのストーリー(ドラマの一番強いのは誰なのか、誰が頭やるのか、その資格ってなんなのかみたいな)のが欲しいです。

せっかく特色のあるチームなのにみんな地元の仲間のしんみり話をやるってのはやめてくれ。